決断には勇気が必要?リスクもある高校留学

楽天やユニクロが社内の公用語を英語にしたり、東京大学が秋入学を検討したり、グローバルな人材が世の中から求められていることは、保護者も生徒も感じていて、それが進路選びもにじわじわと影響してきています。

平成25年文部科学省の調査によりますと、高校生の留学(3か月以上)について,前回の調査に比べ,留学者数が約2割増加(3,257人→3,897人)とのことでした。

そこで、高校生が留学することについてのメリット・デメリットと最適な留学スタイルいついて考えてみました。


高校留学のスタイル・期間・時期


高校生の一般的な留学は、交換留学というスタイルが多いようです。
卒業を目的とする留学はまだ少数派ですが、海外の大学進学を目指す学生が増えれば、
今後増加するでしょう。

交換留学とは、現在の学校に在籍したまま、海外の学校に一定期間(1年間程)留学する形の留学形式のことです。 因みに、留学先の学校は卒業せず、帰国後、復学して卒業します。 「交換留学」というと、自分が留学する代わりに、留学先の学校から、留学生を受入れる「学生の交換」と思われがちですが、必ずしもそういう意味ではありません。

www.iss-ryugaku.co.jp/koukan/

期間は1学期(約3ヵ月間)~1年以内が一般的

● 一年生の時に留学準備

・留学機関を探し、カウンセリングや面談を受ける。
・留学のスタイルを決める(ホームステイ・寮)
・出願
・英語力を最低準2級くらいまであげておく。(3ヶ月から1年という期間を考えると、英語力を少しでもあげておいた方が、より多く様々なことを吸収でき、留学をより実りあるものにできます)

● 二年生で留学

● 三年生で復学 受験準備

復学後にクラスメートと一緒に進級できる場合も、一学年下になってしまう場合もありますが、海外で取得した単位認定と同様に、在籍校の規則に従うことになりますので、在籍校に確認する必要があります。

日本の場合は大学受験がありますので、帰ってくる時期によってはかなり受験に影響します。日本の大学受験を目指すのであれば、きちんと勉強の計画を立て、留学していた時期の勉強の遅れを取り返さなくてはなりません。推薦入学などもありますが、目標(最終的な進路)を見据えないまま飛び出すと後で苦労します。一年間の留学では帰国子女枠の利用も出来ない学校がほとんどです。
日本の大学進学を目指すのであれば、留学をどう受験に生かすのかを前もって考えておかれることをおすすめします。


高校留学のメリット・デメリット


メリット

これは、いろいろなサイトでいわれていることですが、

●違う考え方や違う習慣を理解し尊重し合うことを学び、本当の意味での国際感覚を身につけることができる。

●様々な国からの、様々な文化背景を持つ友達を作り、生の国際交流を通じて生涯の財産となる人間関係を培うことができる。

●若いうちに吸収する語学は、特に、聞き取り能力や発音などは習得が早い。

●高校での留学経験は大学留学で有利になるばかりでなく、将来の就職先や生活・滞在先が日本国内から広く世界へと拡大する可能性が大きい。

●異国で一人で勉強することは、人を自立させ、人間的に大きく成長させる。

デメリット

留学と検索すれば、留学がいかに素晴らしいか説明してくれている留学斡旋会社のホームページをたくさん見つける事ができます。
ですが、高校留学において様々なトラブル、犯罪に巻き込まれるケースも少なからずあるようです。留学斡旋会社などでは、このトラブル事例として、スリや置き引きによる被害や、ホストファミリーとのコミュニケーション不足による感情のもつれ等をよくあげていますが、もっと深刻なケースはあまり語られていません。

2005年に米国務省が高校交換留学生の性的虐待対策に乗り出すほど、日本ではあまりニュースにはなっていませんが、深刻な問題となっています。(女子だけの被害ではありません)

このような事例は、アメリカに限った事ではなく、イギリス、オーストラリア、カナダでもあるようです。
ドラッグや飲酒などのトラブルは本人が気をつけることで防ぐこともできますが、ホームステイ先での暴行、虐待などは本人の意識だけで防げる問題ではありません。
高校交換留学における被害について、具体的な例が上げられているホームページもあります。

お子さんの高校留学を考えているママは、是非一度目を通しておくことをおすすめします。

もちろん、何事もなく、英語力も国際感覚も身につけ人間的に大きく成長して帰国された留学生もたくさんいらっしゃいます。

また、入寮する、信頼する親戚や知人に預ける、母親もガーディアンビザを取れる国で
一緒に暮らしながら通学するなど、リスクを軽減させる方法もあります。

これらのことを、それぞれのご家庭でよく話し合い、決断することが必要です。

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